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近江商人は発酵食品も扱っていた!!

三方よしで有名な近江商人には、出身エリアによって日野商人、八幡商人、湖東商人等と呼ばれます。
なかでも日野商人は、酒造り等の醸造業を営む人が多くいたのだそうです。
近江日野商人館ではどのような展示がされているのでしょうか。

三方よしで有名な近江商人には、出身エリアによって日野商人、八幡商人、湖東商人等と呼ばれます。
総称して近江商人と言います。商人毎に商売していた商品や得意分野は違うというから面白いですね。

なかでも日野商人は、酒造り等の醸造業を営む人が多くいたのだそうです。
滋賀県蒲生郡日野町にある近江日野商人館では、日野商人のことをたくさん学ぶことができます。
近江日野商人館ではどのような展示がされているのでしょうか。

発酵食品を取り扱いはじめたワケとは?

近江商人の商売の特徴の一つが“つけ”です。今の言葉でいうと“後払い”です。
日野商人のお客様には農家も多くいたそうですが、後払いでの支払いができなくなった農家はお金のかわりにお米で支払っていました。

どんどん増えていくお米をなんとかできないかと始めたのが酒造りです。
酒造りにはお米が欠かせません。ここから日野商人は醸造業へと進出していきます。
近江日野商人館では、日野商人の日本酒・焼酎の銘柄が紹介さ れていて、数えると200以上あります。

日野商人が酒造り等で醸造の商売を始めたのは、こんなところにきっかけがあったのですね。


今でも続く事業者

近江日野商人館では「今も続く、日野商人の江戸創業店」として、近江日野商人由来で、現役のお酒屋さんやお味噌屋さん等が33事業者紹介されています。創業が300年を超える事業者も複数います。

また、日野商人の流れを汲む現代の酒というコーナーもあり大迫力です。


お店は関東中心に

日野商人は、埼玉県、栃木県、群馬県を中心とした北関東に多くのお店があり、そのほとんどはお酒や醤油等を扱う醸造店でした。日野商人は、お店は関東にあっても、家族は日野町に住まわせていました。

玄関は質素に、奥座敷は贅沢につくったのが日野商人の家の特徴で、近江日野商人館ではその特徴を体感することが出来ます。

近江以外の地域を中心に商売を営んでいた日野商人の痕跡が残る近江日野商人館は、貴重な建物です。

※本記事は、近江日野商人館への取材を元に作成しております。

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