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日本でここだけ!?菌が名前につく神社が滋賀県にある

日本にはなんと約8万社も神社があります(宗教年鑑、令和2年版)が、神社の名前が“菌”という神社は、滋賀県栗東市にしかないと言われています。発酵に関わるお仕事をされている方で知らなかったという方も菌神社の存在をしると目がキラキラします。

日本にはなんと約8万社も神社があります(宗教年鑑、令和2年版)が、神社の名前が“菌”という神社は、滋賀県栗東市にしかないと言われています。
発酵に関わるお仕事をされている方で知らなかったという方も菌神社の存在をしると目がキラキラします。

発酵との関わり

菌神社と発酵の関わりは2つあります。
1つは菌というのがキノコのことであること、2つは神社のお祭りでジャコのナレズシが供えられることです。

菌とはキノコ

菌神社は、“きんじんじゃ“と読まず”くさびらじんじゃ“と読みます。
この”くさびら”はキノコの古語です。
菌と聞くと細菌やバイ菌をイメージしそうですが、キノコのことなんですね。
キノコは植物でも野菜でもなく、酵母などと同じ菌類の仲間です。

ジャコのナレズシ

最近は、子持ちのワカサギを使用することもあるようですが、例大祭でナレズシをお供えします。
お祭りでナレズシをお供えする神社は、滋賀県内に他にもあり、同じ栗東市にある三輪神社ではドジョウのナレズシをお供えします。

どうして菌という名前がついた?

やっぱり気になるのは、名前の由来ですよね。
菌神社内にある菌神社由緒記にはこうあります。

「景行天皇の頃(西暦100年代)竹田折命が料田に田植えしようとした所、一夜にして菌(キノコ)が一面に生えたので、之(これ)が上聞に達し、菌田連(クサビラタノムラジ)姓をたまわった」ことが由来のようです。

筆者なりに現代語になおすと、「西暦100年代、景行天皇の時代に、竹田折命が田植えをしようとするとたった一晩であたり一面キノコがびっしり生えました。
このことが君主の耳にはいり、菌田連(クサビラタノムラジ)という姓をいただいた」という感じでしょうか。

現代にも名前が残っているくらいですから、腰を抜かすくらいの量のキノコが一晩で生えたのかもしれませんね。

こぼれ話

境内をゆっくり散策しているとキノコのオブジェを見つけることができるかもしれません。筆者が訪問したときには幸運にも目にすることが出来ました。足をはこぶ機会がありましたら、是非探してみてくださいね。