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日吉大社に流れる豊かな水

全国3800余の日吉・日枝・山王神社の総本宮である日吉大社は、比叡山のふもとにあり、関西屈指の紅葉名所として知られています。

全国3800余の日吉・日枝・山王神社の総本宮である日吉大社は、比叡山のふもとにあり、関西屈指の紅葉名所として知られています。
足を運べばすぐに分かりますが、水と深いかかわりのある神社でもあります。

境内にはりめぐらされた水路

日吉大社の境内を散策していると、境内の中に水路がはりめぐらされていてよどみなく水が流れていることに気づきます。
少し関心をもって境内の水を観察していると、所々に湧き水があることにも気づきます。

日吉大社によると、具体的な伝承は残されていませんが神域とそこに訪れる人々の身体を清めるため大宮川から水路を引き、境内に張り巡らしたのではないか、とのことです。
これほど水路が境内をめぐっている神社は珍しいのではないでしょうか。 

日本遺産に認定

日吉大社は「琵琶湖とその水辺景観- 祈りと暮らしの水遺産 」の構成文化財として日本遺産に認定されています。
7基の神輿が琵琶湖を渡る山王祭は水とたいへん関わりのあるお祭りとして琵琶湖とその水辺景観におけるストーリーの中に位置付けられています。

世界文化遺産である延暦寺をはじめ西教寺など日吉大社周辺の寺院も「水の浄土」信仰をあつめていることもあり、「琵琶湖とその水辺景観- 祈りと暮らしの水遺産 」の構成文化財として認定をされております。

琵琶湖へと流れる大宮川

日吉大社を流れる大宮川は琵琶湖へと流れていきます。
流域は、今では住宅街となっておりますが、下流域ではビオトープが広がっております。

まとめ

とても水に恵まれている日吉大社。比叡山、延暦寺をふくめて水と関係の深い薬師如来とご縁があるのもうなずけます。

発酵食品をつくることに欠かせない水が豊かな滋賀県。こんな身近な神社でも今もコンコンと流れる水にふれることができます。